エンディングノート

『‐もしもの時に役立つ‐ エンディングファイル』発行によせて

万一の時に備えて、自分の情報をまとめておくための『エンディングノート』。日本では、2011年の東日本大震災後に人々の関心を呼び起こしました。ドイツに住む私たちにとっても、ドイツの法律や制度を踏まえたノートを準備しておくことが、もしもの場合、家族や友人に自分の大切な情報を伝える上で必要になるでしょう。

 

高齢、病気、事故、災害・・・人はいつ「最期」に直面するかは分かりません。その「いつか」は分からなくても、誰もが最期まで自分らしくありたいと願っているのではないでしょうか。それは、住んでいる場所に関わることではありません。でも、海外にいると、思わぬところで言葉の壁が立ちはだかることがあります。公益法人・文化を配慮した介護DeJaK友の会は、ドイツ在住の邦人の方々のドイツでの老後に際し、自分のあり方を自分で決められるように、そして邦人家族を持つ方々に言葉の壁を越えて本人の意思を尊重してもらえるように支援しています。

 

皆さんにお届けするこのエンディングファイルは、DeJaK友の会・カールスルーエのグループの会員有志の皆さんがドイツの各種の『Vorsorgeplaner』を検討し、実際に記入して気づいた点を考慮して出来上がったものです。これをベースにいろいろな情報を逐次追加し、自分に合った「ファイル」を一人一人で作り上げていきませんか。一度にすべてを完成させる必要はありません。気の向くままに順々に記入していきましょう。

 

尚、もしもの場合の備えとして、『Vorsorgevollmacht(任意代理委任)』、『Patientenverfügung(事前医療指示書)』、 『Betreuungsverfügung(任意後見契約)』という法制度がドイツにはあります。これについては、DeJaK友の会発行の冊子『ドイツで送る老後』に詳しく記載されていますので、そちらをご参照ください。

 

エンディングファイルに記載されている情報は、みなさまの大切な個人情報です。他人の目に触れることがないよう、取扱いや保管方法には十分にご注意ください。

エンディングファイルは会員の方には、無料で提供しています。印刷した冊子をご希望の方は、実費4ユーロでお送りします。

非会員の方は寄付として4ユーロのお支払いがあれば、電子版をお送りします。冊子としてご希望の方は、6ユーロのお支払いをお願いします。

注文は mail@dejak-tomonokai.de で承ります。送付は、入金後となりますので、ご了承ください。